小さい頃にほこりが溜まっているところに絵を描いたという経験があります。でも、中国人は黄砂が降った後の車に服がついて汚れてしまったという経験は日常茶飯事です。
黄砂が降った後車に乗ったりするときには、細心の注意を払って載らないとすぐに服が汚れてしまいます。
この最新の注意を年中忘れてはならないのが中国なのです。特に私の住む山西省では、常に外にいる時は心がけなければならない点なのです。
外のベンチにそのまま座るなんてもってのほかです。みな広告やビニール袋をお尻に敷いて座っています。
ですから、外で配っている広告は読むためだけでなく、友達を少し待つ間に腰かける時にも大活躍なのです。
道路には何年も車を洗っていないのではないかと思われる車がわんさかあります。自転車も数日外に放置しただけでほこりが積もってしまいます。
外にあるものはすべて汚れているために触ったが最後、手が真っ黒になります。どこにも触れていなくても、なぜか家に帰って石鹸で手を洗うと泡が灰色になり、どれだけ空気が汚れているかが分かります。
「朝起きたら空気の入れ替えをしなさい」や「気分が悪くなったら外の空気を吸って、深呼吸をしたらいい」とよく言われます。
ここ山西省では朝起きて空気の入れ替えのために窓を開けて、まず匂うのは石炭の煙のにおいです。外で深呼吸をすると咳きこんでしまうという始末、深呼吸を試みるために酸素が少ないと思い、大気汚染という文字が頭に上ります。
真っ白なマスクは1日で黒ずみ、これがそのまま肺に入っていくのかと思うと恐ろしくなります。
今、世界は二酸化炭素を減らそうという動きにあります。中国の多くの工場では、そのようなことおかまいなしにドンドン二酸化炭素を排出しています。
本気で二酸化炭素の問題に目を向けその解決に乗り出すことは、同時にその他の大気汚染の解決につながるような気がします。
自然の草木が呼吸困難
汚染源であるヌワンチー